副院長
副院長
私が3歳の頃、リウマチで寝たきりの祖母に会い、「なぜ自分たちは病院いったら治るのにおばあちゃんは治らないの」と尋ねたそうです。母が「治る病気と治らない病気があるのよ」と答えたところ、「それなら僕が医者になっておばあちゃんを治す」と言ったらしいです。そして現在の私がいます。しかし、祖母どころか、母親の胃がんに対しても何もすることが出来ませんでした。がんに対する治療法を研究する仕事をするのが夢です。現在、ある製薬会社のイギリス本社と契約し、臨床試験の研究をする機会を得ました。道半ばですが、目標にむけて少しだけ進んだ気持ちです。
さて、院長の大谷とはMDアンダーソンがんセンターに留学中に出会い、それ以来の親友です。彼は私の1日前に生まれたのですが、なぜか私のことを「おっさん」と呼びます。その彼から「当院を日本一のクリニックにしたい。そのためにはおっさんの力が必要や」と、当院への勤務を誘われました。むろん断る理由がありません。
これからも臨床試験の仕事は継続しつつ、院長とともに広島の皆様の乳腺かかりつけ医として、「前つんのめいで頑張りたい」と思っています。私は鹿児島出身ですが、「つんのめる」という言葉は、倒れそうになるほど前に体が傾くという状態を表します。ポジティブにというだけでなく、がむしゃらに頑張るという多少泥臭い意味合いが含まれています。
乳房に関してお悩みの方の助けになりたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
略歴
1994年
佐賀医科大学医学部卒業
1994年
宗像医師会病院
1995年
九州大学付属病院 第二外科
1996年
九州大学大学院 医学系研究科 外科系専攻
2000年
社会保険仲原病院
2004年
壱岐公立病院 副院長
2005年
米国 MDアンダーソン癌センター 研究員(腫瘍学)
2007年
独立行政法人国立病院機構 九州がんセンター 乳腺科
2008年
同 副部長
2012年
松山赤十字病院 乳腺外科 副部長
2013年
同 部長
2024年
2月
大谷しょういちろうクリニック 副院長
資格・役職など
主な資格
日本外科学会指導医・専門医 日本乳癌学会乳腺指導医・専門医・認定医
検診マンモグラフィー読影認定医(A判定) 乳房超音波検診実施者
エキスパンダー責任医師登録 日本医師会認定産業医
主な所属学会
日本外科学会 日本乳癌学会 日本癌治療学会 日本臨床腫瘍学会
主な役職
日本乳癌学会:認定委員会 JBCRG:臨床試験検討委員
臨床試験
研究代表者:JBCRG-C09(OPTIMAL)、JBCRG-C06 (Safari) 、JBCRG-C06-A1
実行委員:JBCRG-19、JBCRG-M03、JUST study、JBCRG-C07、JBCRG-ABCD project
登録促進委員:JBCRG-C05
その他
賞
2010年
第28回日本癌治療学会優秀演題賞受賞
2012-2023年
Best Doctors in Japan 6期12年連続選出
2013年
P-1(ご当地ピンクリボンバッチ)グランプリ 優勝
2017-2022年
Marquis Who’s Who in the Worldに2期4年連続選出
2018年
Marquis Lifetime Achievement Award受賞
2020年
Marquis Lifetime Achievement Award受賞
2021年
FINDME SPACIALST DOCTORS選出
2023年
Doctor of Doctors Networkに選出
雑誌・テレビ掲載
2017年
週刊文春 ライバルが認める がん手術の達人 乳癌編
2018年
女性セブン 乳がん 名医がすすめる本当の名医
2018年
週刊文春Woman ライバルが認める がん手術の達人 乳癌編
2019年
BSジャパン 教えてドクター 家族の健康 放送
2019-2023年
名医のいる病院 脳・心臓・がんの名医 5年連続選出
2020年
国民のための名医ランキング
2023年
女性セブン 名医が選んだ最強の名医 乳がん 大腸がん
乳がんに関する講演を多数行ってまいりました。この貴重な経験を少しでも皆様のお役に立てればと思い「大谷しょういちろう乳がん何でも相談室」というYouTubeを立ち上げました。ご覧いただき皆様のお役に立てれば幸いです。